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2024.07.03
スタッフブログ / なつめ調剤薬局
防災基本講座 その4
防災士―薬剤師Oによる防災基本講座 その4
ハザードマップについて
水害・土砂崩れ・地震・津波などの災害が発生した場合に想定される被害(人的被害・家屋被害)の規模を、過去の被害事例や、スーパーコンピューターによるシミュレーションによって推定した被害想定を、各市町村の地図上に表したものです。
ハザードマップは、各地域で起こりうる災害の危険性と、災害への備えの必要性を地域の住民に周知するために、作成された基礎資料です。
危険な地域だけでなく、避難所・避難経路・AED設置施設・災害時協力施設なども記載されています。
各市町村役場の危機管理課にて手に入れることが可能ですし、国土交通省によるハザードマップポータルサイトからも閲覧可能です。
自分が住んでいる町・通勤・通学経路上の町・道路など想定される災害に遭遇したらどのような状態になってしまうか、どこに避難したらいいのか確認してください。
見ていただければ、水害・高潮・土砂災害・地震・津波・液状化など色々な分野のハザードマップを、閲覧することができます。
こんなんところが、浸水するんだ!えっ!ここが土砂崩れになりやすいんだ!など驚きと発見を、見て取れると思います。冷静な危険個所の提示と、危機を回避して欲しい温かい意志を感じます。
自分の住んでいる地域が他の地域に比べてセーフだアウトだなどで、一喜一憂することなく、もしこのような状況・状態になったらどうなって、どう避難するかを、あらかじめ想定することが重要です。また、ハザードマップでの想定を超えてしまうことが起きてしまうことも、東北の震災の教訓です。さらに安全な場所への避難・冷静な対応を考える根拠にしてほしいです。それによって減災されることを期待します。
次回は心肺蘇生についてです。