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家族
わたしには小学4年生の娘がいる。
その娘が少し心をこじらせている。
学校に行きたくないというのだ。初めはおなかが痛い、喉が痛い、と何かと体調不良を訴え、休む理由を述べてくる。
そのうち、わたしも異変に気づく。
違う、これはただの体調不良ではない。
これが初めての登校拒否ではなく、昨年も同じようなことがあった。
その時は担任の先生にも心当たりがあったようで、積極的に娘とコンタクトをとってくれたおかげもあり、早いうちに復帰できた。
しかし、今回は理由がわからない。担任の先生とも話してみたが、全くわからない。ただ、確信ではないが、わたしには少し思い当たる節があった。
もともと一人でいるのが好きなわたしは、家でも一人で何かをしていることが多く、子どもたちと出かけるのはもっぱら旦那さんにお任せすることが多かった。
それでもこれといった問題が起こるではなく、普通に過ごしていたのだが、わたしが仕事関係で家にいないことが続いた時期があった。
そのあと事件が起きた。
いつも旦那さんとお風呂に入っていたのに、わたしと入りたいと言うようになった。
さみしい思いをさせていたのかもしれない。
わたしも、都合よく家族に甘えていたのかもしれない。心の奥底では引っかかっていた、『いいよね』という奢り。少し立ち止まろう。
そんな娘が家族の似顔絵を描いてくれた。
なんて上手く描くんだ。
それぞれに特徴をよく掴んでいる。
わたし(ママ)の左に描かれているのが長男で、下に描かれているのが娘だ。名前を書いていたので消しゴムマジックで消してみた。なんて便利なツールだ。
それにしても、本当によく似ている、わたしを除いて…
どうしてわたしだけちびくろサンボのように描くんだ…
確かに、パーマはかけてるし休日はメガネをかけている。しかし、しかしだ。わたしだけ異国情緒あふれすぎやしないか。
どうしてだ…
わたしの似顔絵を描いていたが、最終的にはみんなの似顔絵を描いた娘。今の状況のフィルターを通してしまうからかもしれないが、やはりさみしいのか!?と思ってしまう。
平日は仕事なので時間をかけて関わることは難しいが、休日は少し自分にあてていた時間を娘と過ごしてみようと思う。
手始めに梅ジュース作りを。
梅の掃除から。
簡単に黒いところが取れる。気持ちよく取れる。大好きな耳掃除みたいだ。
洗って乾かして、氷砂糖と一緒に瓶に詰める。
買い物のレシートを見て気がつく。
なんと、梅干し用の梅を買ってしまったみたいだ。梅ジュースの作り方をググってみると、どれを見ても青梅、青梅、青梅…
わたしが買ったのは青くない…
仕方がないから、このまま作ってみよう。
うまくいったら今年のお盆の帰省時の手土産にしようと思う。
あとは、娘の心に少しでも日常が戻ることを願って。