NEWS/BLOG
お知らせ・ブログ
2023.07.04
スタッフブログ / なつめ調剤薬局
柑橘と薬
こんにちは。なつめ調剤薬局の薬剤師です。
今までいろんな果物を食べて来ましたが、今年は初めて文旦と小夏を食べたのが一番の衝撃になりそうです。
今は時期が過ぎて暑い季節になりましたが、これからは桃などの旬の果物を使ったスイーツを楽しみに待機中です。
さて、今回は柑橘類と薬の飲み合わせに関連した話をしていきたいと思います。
皆さんはグレープフルーツジュースと一部の薬(血圧を下げるCa阻害薬など)との併用について、「薬の効果を強くしちゃうから一緒に飲食したらダメ」とお医者さんや薬剤師さんに言われたことがあるかもしれません。
グレープフルーツの他にも飲み合わせの悪い柑橘類もあるため、グレープフルーツを避ければいいとは限りません。
その為にも服用中の薬を把握し、該当するお薬を飲んでいる場合は一緒に食べないように気を付けていきましょうね。
柑橘の種類や量などによって影響が変わっていくけど…
あまり問題ない
温州ミカン、デコポン
皮を食べ過ぎない、皮と一緒に絞らないなど工夫が必要
レモン、オレンジ系(バレンシアオレンジ、ブラッドオレンジ)、すだち、
日向夏(小夏の別名)、柚子、いよかん、金柑 etc
要相談
文旦、グレープフルーツ、甘夏、八朔、晩白柚、パール柑
※最近は品種の掛け合わせなど新しい品種も出回っているので、
分かりづらい場合は遠慮なくご相談ください!
個人的に文旦が食べにくくなるのがきついです。
来年も文旦の為に高知に遠征する予定です。
柑橘類の食べ比べをしたい方は、どんな薬を飲んでいるか把握してから楽しい柑橘生活をしていきましょう!
以上です。