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2020.12.22
スタッフブログ / 志度夏目調剤薬局
柿は美味しい。けれど…
柿の美味しい時期ですね。
産直でも沢山見かけますし、ご近所さんから沢山いただくっていうことも多いんではないでしょうか。
柿は栄養の宝庫。
特に、ビタミンCが豊富で、1個たべると一日摂取推奨量を満たす量です。
β‐カロテンも豊富。
ともに抗酸化作用が強く、しみ、肌荒れに対して美肌効果がありますし、
疲労回復・風邪予防によいです。
その他、食物繊維であるペクチン、ポリフェノールのタンニンも豊富です。
我が家には、柿の木が1本あります。
今年は豊作で、100個以上の柿がなりました。
実家や職場などへおすそ分けしましたが、
我が家は、私と息子しか食べないので、食べても食べてもまだまだあります。
栄養もあって、甘くておいしくて、いくらでもたべれちゃう!
・・・と言いたいところですが、
食べ過ぎには注意、なんです。
東洋医学では「陰」の食材にあたり、体を冷やします。
糖質が多く、体重増加に注意です。
消化に時間がかかるので、胃腸に負担をかけやすいです。
また、「柿胃石」をご存知でしょうか?
柿に含まれる「シブオール」という成分が、胃酸とまざって、食べ物のかすとくっついてかたまり、石になって胃の中に残り、食欲不振や胃痛などの原因になったりします。胃潰瘍や腸閉塞の原因になることもあります。
その他、「タンニン」の摂り過ぎで、便秘になったり、鉄の吸収を阻害し貧血をまねいたりします。
ビタミンCは柿を1個たべれば十分ですから、柿は1日1個程度にしておいたほうが良さそうです。
体によくても、食べ過ぎには注意、ですね。
私も気を付けます!
志度夏目調剤薬局 Y