寒い日が続いておりますが、皆様体調は崩されていませんか？ さて、早いもので、１月ももうすぐ終わりです。 １月は睦月とも呼ばれますが、意味をご存知でしょうか？ 諸説あるようですが、一番有力なのは「親族など親しい人たちと睦み合う月」から、 睦月と呼ばれるようになったという説だとか。 新年を迎えられた喜びを、親しい人たちとお祝いしていたのでしょうね。 和を大切にする日本人らしい由来だと思います。 今では１月＝睦月と呼びますが、もともとは睦月とは、陰暦（旧暦）での最初の月のことなので、 いま私たちが使っている暦とは、時期が少しずれます。 陰暦（旧暦）での睦月は、今の暦の２月の上旬～３月の上旬、 今年の旧正月は２月１０日なので、陰暦では、今はまだ師走なんです。 暦が２つあるって、不思議ですよね。 年明けから数えて、最初の月だから１月、２番目の月だから２月、という合理的な呼び方も素敵ですが、日本の季節の特徴に合わせて、意味を込めてつけられた名前も、趣き深いものがあります。 睦月、如月、弥生、卯月…実は全て、意味があります。 それを全て書いてしまうと、非常に長くなってしまうので割愛しますが、興味のある方は是非一度調べてみて下さいませ。 ところで、英語で１月はJanuary。 ローマの「Janus（ヤヌス）」という、出入り口とドアの神様の名前から来ているそうです。 日本語では、人々の生活や季節の特徴が由来になっていることが多いのですが、 英語では神や英雄の名前が由来になっている月が多いです。 これも、それぞれの地域の特徴ですね。 こういった違いも見えるので、面白いですよ。 アカネ調剤薬局　如月