ユウ薬品株式会社

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2014.10.28 未分類

初めまして!

初めまして、7月から入社をした薬剤師のSです。 自分は元々ドラッグストアで勤めていたこともあるのでドラッグストアで自分が体験した もどかしい経験を書いてみようと思います。 冬になると風邪を引いた患者様が市販の風邪薬を買いに来る光景によく出会います。 その時に「今、病院から出ている薬飲んでいるのだけど、この風邪薬飲んでも大丈夫?」 と質問されるのですが… お薬の名前がわからず風邪薬を一緒に飲んでいいお薬かわからないことがほとんどです。 持病の種類によっては飲んではいけない薬の可能性もあります。 患者様によっては血圧の薬などおおまかな薬の種類を教えていただけることもあります。 ただ血圧の薬と言っても種類が大変多く、薬ごとにも色々特徴があり、 薬ごとに相性の悪い薬もそれぞれです。 最終的に主治医の先生に市販の風邪薬飲んでもいいか聞いてますか?と質問するのですが、 聞いたことがないと言われて手詰まり状態によくなっていました。 風邪薬だけでなく花粉症の時期も同じようなことが多々あります。 薬剤師として勧められる薬は勧めたいという気持ちもあるのですが、 患者様の病気を悪化させてしまう恐れのある薬を出すことは絶対に避けたいので 病院に受診していただくよう勧奨するのが大体のケースになってしまいました。 そこで薬剤師として是非お持ちいただきたいと思っているのが「お薬手帳」です! (もしくはお薬の説明が載っている説明書) 現在飲んでいる薬が把握できるので正確に併用してよい薬かどうか正確に判断できます。 また手帳の最初の方にある患者様のデータを記載するページに市販の風邪薬や鼻炎薬は 飲んでもよいと主治医から許可をもらっているなど記載しておくだけで 薬剤師も市販薬をお勧めできやすくなります。 血圧の薬を飲んでいる方、心臓の薬を飲んでいる方、糖尿の薬を飲んでいる方、 はたまた緑内障の目薬を使っていたり、前立腺の薬を飲んでいる方などは 市販の風邪薬や鼻炎薬を勧めにくいケースがほとんどです… (持病を悪化させてしまう恐れがあるので飲んではダメな薬が含まれているケースがあります) 今回は風邪薬や鼻炎薬などのケースを書かせてもらいましたが、 他にも胃薬や解熱鎮痛剤なども同様のケースにんりうる場合があります。 街のドラッグストアは休日も営業していたりと大変便利ですが、 お薬を購入する時に併用している薬がある場合は必ずお薬手帳や薬の説明書など 飲んでいる薬が把握できるものを持参するようにするとよいと思います。 またいつも受診されている病院ではない病院に受診された場合、 お医者様にもお薬手帳を見せるようにすると重複して薬を処方するのを防げたり、 相性の悪い薬を処方されてしまうなんていう事態は未然に防ぐことができます。 手帳自体はメモ帳程度の大きさですが、 中に入っている情報は大変有意義で重要性の高いものがたくさん詰まっています。 ご自身の健康を自身で守るという意味合いでも是非是非「お薬手帳」のご持参を お願い致しますというお願いでした! 長々読んでいただきありがとうございます。