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2013.10.19 未分類

隔世遺伝?!

こんにちは。経理のMです。 つい先日の話です。 お風呂上がりの彼が自分の頭を突き出し、 『薄くない?薄くなってない??』 と聞いてきました。もちろんまだ(?)大丈夫なんですけど、 彼曰く、彼のお父さんは頭のてっぺんの部分が薄くなっているらしいのです。 わたしの辞書によると、男性のハゲは隔世遺伝。 お父さんがハゲている、ということは彼はセーフ。 だから大丈夫だよー、という話をしていてちょっと待てよと。 ということは息子氏!あなたはハゲてしまう?! いてもたってもいられず、息子氏のもとへ。 『○○○、ハゲてしまうよ!』 キョトンとする息子氏。 母は母は・・・ そんなあなたが不憫でなりません・・・ ということで、わたしの辞書を正しく書き換えるべく、隔世遺伝について少し調べてみました。 まず、ハゲる遺伝の要素は二つあり、その一つが男性ホルモンをより強力な男性ホルモンに変換する『5α-リダクターゼ』という還元酵素。その酵素は3分の2の確率で遺伝するのだそうです。 そしてもう一つは、その強力な男性ホルモンに敏感かどうかという『感受性』の遺伝なのだそうです。 この、強力な男性ホルモンに感受性というものが加わって『ハゲ』のスイッチが入ってしまうらしいのです。 『感受性』は性染色体XY遺伝子で遺伝し、男性がXY、女性がXX。 この特定のXで遺伝するのだそうで、男性の場合Yは父親から、Xは母親から受け継ぎます。 つまり、母方のおじいちゃんがハゲていたら孫もハゲるという確率は高くなりますね。 わたしの母方のおじいちゃん、ハゲてたなぁ。 あぁ、息子氏のハゲの確率がどんどん高まっていく・・・ 以上、集約するとハゲるかどうかはこの『感受性』と男性ホルモンを強力にする『5α-リダクターゼ』の酵素活性のバランスが重要ということ。 『5α-リダクターゼ』は両親から引き継ぐため、息子氏の場合、X染色体はハゲの遺伝が入っている可能性大。あとは、わたしと彼から酵素を受け継いでなければ少しは期待が持てるかも! あぁ、どうか受け継いでいませんように・・・ お薬の話をすると、『フィナステリド』という5α-リダクターゼの活性を阻害するお薬があります。 これは改善するのではなく、今ある髪の状態を守る、つまり現状維持するお薬なんですね。 薄くなる前にこのお薬を飲めば、もしかして・・・ でもまぁ、自然体が一番ですよね。 ただし、このお薬、女性の服用は不可です。じゃあ女性は大丈夫なの?! 女性でも遺伝はするそうですが、女性ホルモンには抜け毛を防止する作用があるのだそうです。 女性の男性型脱毛症というものもあるそうですが、閉経後が一般的とのこと。 遺伝に関しては以上が調査結果です。 しかし、遺伝だけでハゲるというわけでもないようです。 ストレスや食生活、生活習慣の乱れも一因となるようです。 みなさん、あまり乱れず、そして洗髪は頭皮をやさしく洗ってあげましょう。 経理部 M