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2013.09.02
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すごい新薬!!
38年間、1型糖尿病の治療をおこなっていますが
春に新しいインスリンアナログ製剤(トレシーバ)が上市されたので
早速変更してみました。(Drに頼んで・・)
これまでは持続型としてレベミルを眠前18単位、朝6単位注射していましたが
変更に伴い朝の注射は中止しました。
40時間以上効果が持続するので1日2回注射する必要がありません。
しかも6単位の減量(-25%)でコントロール可能でした。
ちなみに変更2ヵ月後のHbA1c7.1%⇒6.4%、
さらに2ヵ月後5.7%(NGSP値)と正常範囲内までさがっています。
なんといっても注射回数、単位数が減ること、
少々の注射時間のズレも問題ないことは大きなメリットです。
発症当時はウシ,ブタインスリン、その後昭和末にヒューマンインスリン、
この十数年前から各種アナログインスリンが開発されデバイスの進化も
めざましいものがあります。
内服薬もDPP4阻害薬に続きSGLT2も近々上市されてきますし、
糖尿病領域のアイテムの進歩はすごいです。
作用機序など調べると以前は想像もできなかったようなしくみにびっくりします。
新薬の治療効果等早く、詳しくしりたいですね。
ダイヤ薬局滝宮店 M