NEWS/BLOG
お知らせ・ブログ
2013.08.05
未分類
コミュニケーシュンと生姜
猛暑が続いてますが、皆さま元気で頑張ってますか?
暑い日も寒い日も、薬剤師として日々患者様の健康管理に力を注いでおります。
その中でも特に大切なことは投薬技術。コミュニケーション能力が大きな鍵となります。
基本的なコミュニケーション技法として、観察・傾聴・確認・共感とあり、
カウンセリングの基本姿勢ともなります。
観察:患者様の非言語のメッセージを見逃さない
傾聴:ブロッキングを排し、さえぎらず、積極的に聞く
確認:患者様の話した状況とそれに対する感情を捉えて確認する
共感:患者様の思いや感情を解ろうとする態度をもつ
しっかり気持ちを受け止め理解し、共感する。
さらに少しでも心を解して頂き、笑顔で薬局から帰って頂ければ最高の投薬です。
さてさてそんなある日
患者様が大きなビニール袋を持って来られました。
「この間話しとったショウガ、持って来たよ!」
ショウガ袋の中にはまさしくショウガが…しかもかなり大きめサイズ。
「まあ気楽に育ててみてよ。失敗や気にせんでいいから」
忘れかけてた記憶を一瞬にして最速で呼び戻し、出てきた言葉…
(そうですね…素敵ですね…いいですね…)
投薬においてのコミュニケーション技法。共感
ノリの良い…いや、共感した私は言ってしまったのかもしれません。
(ショウガって育てられるんですね~わあいいですね~)
患者様の心の中にはショウガに興味を持った私が入り込み、そして思いやり精神で私の為にわざわざショウガを持って来てくださったのです。
こうなったら有言実行しかありません。
自分の発した言葉に責任を持ち、生姜を育ててみる事にしました。
患者様から育て方を伝授していただきました。
《巨大生姜》
三ヶ所から出てる芽を均等に三等分にしました。そして芽の部分をほんの少し出して土からの中へ。たっぷり水を注ぎます。
芽から茎が伸び、葉が出て、ぐんぐんと育ちました。
二ヶ月経ち、先日来局された患者様に土の中の様子が気になると相談したら、まだ待ちましょうと言われました。秋、芽が太る頃が収穫時だと言うのです。
手間暇かけずにスクスク育ってくれるし、秋になるのが楽しみです
いやいや何にしても経験ですよね~
と言う訳で、コミュニケーション技法を発揮した結果生姜を育てることになりました。
機会あればまた今後の様子を報告したいと思います
ちなみに…
生姜は夏場のエアコンによる冷え対策にも良いですね。体温まります。
「生しぼり生姜湯」絶賛販売中です
ダイヤ薬局花園店F